下の看板は古い「オロナミンC」の看板です。
このシリーズも年代により色んなバージョンがあります
写真の物は昭和後期バージョンですが
初期(昭和40年」の物は「大村崑」のシワがやたら多いです。
そしてビンのキャップが抜かれている。
(後期物はスクリューキャップが付いています。)
その他には体がやや左向き、社名が「大塚化学」となってます。
その後の時代では昭和42年よりキャラクターが入ります。
まず「黄金バット」。続いて「巨人の星」と「アタック№」
最後は「天才バカボン」と続き楽しませてくれます。
写真の看板は後期なのでシワが少ないですが
普通人は年を取るとシワが増えるのに何故?
もしや「大村崑」は宇宙人?
これだから古道具を集めるのは楽しいです。
残念ながら現在は初期や中期の看板は手元にありませんが
皆さんも機会があれば比べてみると面白いですよ。
また、ほかにも楕円形の小型バージョンもあったようです。
昭和レトロな琺瑯看板が入荷しましたので
ちょっとだけ看板の面白い見方に付いて書きます。
下にあるのは大塚の「ボンカレー」と「松山容子」様ですね。
昭和44年以降の物です。
現物はありませんが最初期(昭和43年)の「ボンカレー」看板は
松山さんの着物が違います。
初期の方は「白大島」みたいですね。
そしてこの「笑顔」…最初期の笑顔は顔が引きつっておりますが
この時代の物はもう慣れたせいかリラックスしてますね。
機会があればネットとかで初期の看板を覗いてみてください。笑えますよ…
次にカレーのパック。…初期の物は透明のパックでしたが
衛生上?の問題がありましてこの様に「白」に変わっちゃいました。
もちろん古い方がレア度も高いですね。
このように古い看板はその時代背景やエピソードを理解したうえで見ると
非常に面白いと思います。
また入荷しましたらお話しさせていただきますので
小耳をお貸しくださいませ。