◎引き続き「琺瑯看板」の楽しみ方です。

下の看板は古い「オロナミンC」の看板です。

このシリーズも年代により色んなバージョンがあります

写真の物は昭和後期バージョンですが

初期(昭和40年」の物は「大村崑」のシワがやたら多いです。

そしてビンのキャップが抜かれている。

(後期物はスクリューキャップが付いています。)

その他には体がやや左向き、社名が「大塚化学」となってます。

その後の時代では昭和42年よりキャラクターが入ります。

まず「黄金バット」。続いて「巨人の星」と「アタック№」

最後は「天才バカボン」と続き楽しませてくれます。

写真の看板は後期なのでシワが少ないですが

普通人は年を取るとシワが増えるのに何故?

もしや「大村崑」は宇宙人?

これだから古道具を集めるのは楽しいです。

残念ながら現在は初期や中期の看板は手元にありませんが

皆さんも機会があれば比べてみると面白いですよ。

また、ほかにも楕円形の小型バージョンもあったようです。

昭和レトロな琺瑯看板が入荷しましたので

ちょっとだけ看板の面白い見方に付いて書きます。

下にあるのは大塚の「ボンカレー」と「松山容子」様ですね。

昭和44年以降の物です。

現物はありませんが最初期(昭和43年)の「ボンカレー」看板は

松山さんの着物が違います。

初期の方は「白大島」みたいですね。

そしてこの「笑顔」…最初期の笑顔は顔が引きつっておりますが

この時代の物はもう慣れたせいかリラックスしてますね。

機会があればネットとかで初期の看板を覗いてみてください。笑えますよ…

次にカレーのパック。…初期の物は透明のパックでしたが

衛生上?の問題がありましてこの様に「白」に変わっちゃいました。

もちろん古い方がレア度も高いですね。

このように古い看板はその時代背景やエピソードを理解したうえで見ると

非常に面白いと思います。

また入荷しましたらお話しさせていただきますので

小耳をお貸しくださいませ。