おはようございます!アンティークトレモロです。
昨年末、入荷した国産の鉄足ランプのご紹介です。
このランプ、明治から大正期にかけてのランプだと思われます。
アールデコ調のデザインで本体が重厚な鉄製。
電笠はレトロな和ガラスであたたかな灯りを灯します。
ココ3年くらいはこのデザインの鉄足ランプはめっきり少なくなり
本体だけでもとても高価になっています。やはりヨーロッパやアメリカのものよりは
日本人の気質や好みに合っているのでしょうか?
すごく懐かしさを感じる存在感があります。
シェードもとても古くガラスがユラユラしていてガラスの向こう側には
まだ技術は未熟ですが何か当時の日本人の西洋に追いつけ追い越そうとした意気込みも感じる逸品です。
実はこのランプ、福岡市内にある古い洋館より譲り受けたもので
このお宅ではほかにもアンティーク品や掛軸、茶道具、屏風や古伊万里などの
上質な骨董品もあるお宅でした。尚、骨董品の査定や買取などは玄燈舎さんに
ご依頼しましたがそのほかのアンティークランプや調度品などもお譲りしていただいていますので
店内に飾っております。よろしければご来店ください。