本日の照明は戦前から昭和30年代に作られた

切子の乳白シェード。

明治後期のものは透明ガラスの外側に乳白ガラスを被せ、

外を江戸切子の手法で切っていたそうだ。

その後は内側を乳白にして内側から削って柄を出す方法になる。

外切りのものはグラスと同じで鋭い線やシャープな図柄、

内切りはやや丸みがあり柔らかな図柄が多い。

下のシェードは内切りの物で花柄が柔らかくて可愛い。

勿論当時の口金とソケット。

新品の丸打ちコードに交換して

出来上がり‥

点灯してみると実にやわらかな明かりと模様。

これに白黒テレビとちゃぶ台とくれば

ホッピーで乾杯!

ではまた‥

2015年6月 9日