◎フランスで購入されたお客様のデスクランプです。
1970年代あたりの物でしょうか
真鍮とアイアンでしっかりと作られています。
照明の構造は一般的なランプで2灯。
ソケットにはプルチェーンでのオンオフができますがコードの中間ににも
スイッチがあります。
症状としては全体に各部品んが緩んでユルユルの状態です。
まずすべてを分解してもちろんコードも言ったん切断して
各箇所のビスやナットの破損がないかを調べます。
ありました…ランプベースの一番不可がかかる部分のナット溝が潰れています。
この状態ではいくら占めても空回りします。
サイズは3/8なので汎用性の高いパーツだったので助かりました。
アンティーク照明は生産国によっては特殊なサイズのパーツを組んでいる場合があり
その場合は大変に苦労致します。
しかしこのアンティークランプは順調に事は運びまして事なきを終えました。
お次は配線を切断したので元通りにします。
そしてコンセント用のプラグ交換です。
このアンティーク照明はヨーロッパ仕様なので250v用のプラグです。
お客様のご要望でプラグをアンティーク風のブラウンベークライトのプラグに交換いたしました。
最後にPSE(電気安全法)に準じた漏電と通電、目視の検査を行い終了しました。