今日のイチオシはコレ!

ネッセン・ランプのスイングアームフロアスタンド。

コチラはドイツ人ウォルター・フォン・ネッセン Walter von Nessenの

デザインでしてこの人はと言うと

当時の工業デザイン界をリードする有名な

ウォルター・ドーウィン・ティーグ

Walter Dorwin Teague(1883-1960)やドナルド・デスキー

Donald Deskey(1894-1989)、ギルバート・ローエ GilbertRhode

(1894-1944)やラッセル・ライト Russell Wright(1904-1976)らの

興味をすばやく引きつけ、彼らの顧客向けの照明などをデザイン

するために契約を結び、ネッセンを一流の工業デザイナーに

押し上げたやり手なお方だそうだ。

彼は特に照明デザインに優れ、アールデコからモダンなデザインまで

、当時の新しい素材やパーツを使い、機能的なランプを作っておって

1930年代には彼の作品はメトロポリタン美術館など様々な

ミュージアムで展示されておるのだ。

そしてこの方のランプは1920年代から今でも作られている。

さてこのフロアライトは1950年代のもの。

傷は多いがさすが工業デザインだけあってアキの来ないデザイン。

シェエードもファイヤーキングに似たミルクガラスを採用。

特筆はこのスイングアーム。

ギターで言えば当時の「グレッチ」の斬新的アイデアだ。

50年代好きな方にはシビれる逸品だ。

2015年2月26日